『教団X』中村文則著 (集英社)
『教団X』中村文則著
2017.05.07 この長いGWの後半、いっきに読んだ。
新書版で、ページ数が多く、厚い、ので通勤バッグの中では、かなりかさばる。という事で、前から読みたかった本だった。
GW中あちこち出かける都合もあって、セカンドバッグに入れて持ち歩いても、かさばる本だった。
かさばって、邪魔になるのに、読みたくなる内容では、あったが、、、しかし、
今や、
「911」、
数々のISのニュース
「オーム真理教」、
、、等の事件とその背景等の方が、よほど、小説より奇であると思う。
いずれ、誰かが、ノンフィクション的小説や、映画として、世に出してくるとは、思うが、
かなり、タブー的な内容なので、詳細な描写などは、出来ないのかもしれない。
読み続けられたのは、おそらく、幾度となく出てくる男女のからみシーン。
やはり、人間の根源的本能的欲求は、抑え難く、眠る事、食べる事、と来りゃ、「あれ」どうやって解消してたのかという答えは、当然、興味津々なのだ。
読後感は、
西加奈子著「サラバ」の方が、楽しめた。
本編は、宇宙の物理は、内容的には、よく知られた内容だったし、
キリスト教の内容も、よく知らている内容だ。
この辺りは、やや退屈で、しかも、教祖達の演説内容を、ドキュメンタリー風に、書き綴ってる内容は、根気か必要だった。
それから、書いてある内容ノ視点が、コロコロ変わり、この文章は、誰の心象?、とか考えながらの読書であった。
こんな適当な事を言える(書ける)のも、ここだかり。
読後感想文でした。
#教祖X(新書版)
570ベースくらい
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